顧客サービス暦
サーマルコンポーネントは創業以来、半導体・実装基盤・マザーボード等、コンピュータ機器を設計開発されているエンジニアの方々へのサーマルマネージメントをサービスの中心にして参りました。
特にPGAデバイスと異なり、実装されたBGAデバイスやカスタムASICデバイスあるいはCIPサイズパッケージへの放熱対策には皆さん苦労をされていました。弊社が'98年に発表しましたミラクルクリップとパワークリップはヒートシンクを容易に使用する事を可能にしました。勿論その背景には高機能で高性能な熱伝導サーマルシートとのマッチングが出来た事で、より効果的にその成果を評価されたものと感じています。お陰様で、多くのユーザーの方々に御愛顧頂き、心より感謝申し上げます。
03年4月には多様化するニーズにお応えして「ネジ止め」を不要とする新製品タッチクリップ(TCP-2812)を発売、これは小型化するヒートスプレッタの為に「ネジ止め」等の作業ミスで生じるヒートシンクの浮きや傾きを解消します。
同時に接着剤を使用するユーザーには乾燥バーニング時間を不要とするサポートクリップ(MC40シリーズ)を用意しました。これは接着工程後の連続作業を可能にする事が出来る優れものです。
新志向モデル
AFHシリーズ(ファンモーター付)にワン・ソリューション仕様(簡易着脱式)モデルを発売開始。
小ロット、カスタムオーダで弊社に御支援頂いた多くのユーザー各位には今後共、改めて御指導、御支援の程、宜しく御願い致します。
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未来像
第一ステージの10年間は全精力を経営基盤整備に集中した。この時点での企業経営は「人」「物」「金」重視の経営であったが今世紀へ入っての社会変化は著しく、この経営モデルは終焉の域に達した。
経営資源の乏しい日本の中小企業が生き残り、勝組となるには課題を克服してきたテクノロジーとそのイノベーションがキーとなる。先端ビジネスへのイノベーションが新しい中小企業のビジネスモデルとして、その成果を挙げる為に「LOHAS」を機軸とした企業の社会的責任をコンプライアンスし、ステークホルダーにはこれまで実践してきたフエアートレードシップの持続的継続を計る。近年、弊社は継続的な成長を実現するためのツールとしてISO9001:2000年版の認証登録を取得した。これは経営のマネジメント化を目指す為のものであり、ISO14001:2004年版の取得は企業の社会的責任と社会貢献を認識認証する為の教育と訓練のツールとして捉えている。
「BCM」・「CSR」への取り組み
地球上を駆け巡る環境汚染・金融汚染、そして資源枯渇、予測の出来ない恐怖が世界中を暗黒の世界に引き込む。しかし小国日本にあって国内だけに目を向けて往くわけにはいかない。大きな風潮に乗って省資源国日本がアメリカを差し置いて世界のGDPのトップの座に就いた過程で起こった様々な環境汚染問題、バブルと化した巨大インフレ等は「環境課題国」「経済破綻経験」として日本企業に多くの方向性と優位性を我々に与えてくれた。先の見えない21世紀の荒波を乗り越え、天災人災にもBCMを常にビジネス環境の中に取り入れた企業の社会的責任を遵守する経営手法こそが経営品質として社会の評価と讃美を得ることができる。
モデルは'“サスティナブル・カンパニー”
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