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熱抵抗と締付トルク(プレッシャー)
熱伝導性エラストマーの柔軟性と性能
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インターフェース材料の熱伝導性の改良をする為に長い間研究がなされて来ました。せっかく性能の良い熱伝導材料を選択して使用することが出来たとしても、間違った使われ方をすれば重大な失敗をする恐れがあります。
ヒートシンクと放熱しようとする発熱部品との熱伝導をいかに大きくし、放熱効果をあげるかがインターフェース材の大事な役割となります。
従って、インターフェース材自体の熱抵抗値は出来るだけ低いものを選択しなければなりません。もうひとつ、インターフェース材の性能に加えて熱抵抗を減少させる重要な要素として、加圧するパワーの扱いが注目されます。
グラフを参照すると相対する表面の接触抵抗の大小によって、インターフェース材の性能(RT)に変化をもたらすことが理解できます。
即ち圧力を加えることにより、インターフェース材料と相対する表面の残存空気の量 を最少にする働きをし、その結果、実際に使用される状態での総熱抵抗値(RT)を減少させることが出来るのです。
Rm=インターフェース自体の熱抵抗値
Rc1=インターフェース表面1の熱抵抗値
Rc2=インターフェース表面2の熱抵抗値
RT=使用環境時の熱抵抗値
RT=Rm+(Rc1+Rc2)
又、熱伝導性を減少させる一つの要因として、空気の存在が大きく関わって来ます。正しくは空気の熱伝導率0.027w/m℃そのものが断熱材の働きをしてしまうからです。
表面に与える圧力は(インターフェース材の軟質性によって空気抵抗を減少させる)熱伝導性を高めると同時にRc1・Rc2を小さくする働きがあります。但し、低圧力で使用された場合の熱抵抗(RT)は、インターフェース材そのものが持つ熱抵抗値(Rm)より50%以上も上昇します。従って、一般 的に使用されているサーマルシートを使用する場合の注意として、両面接着タイプよりもネジ若しくはクリップ等で加圧固定する方法が望ましいと言えます。
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